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材質はガラスではなく、透明のアクリル樹脂で、これらはガラスよりも軽くて柔軟性があり、ヒビが入っても広がりにくいので飛行機の窓には適しているのだ。空気の力は上空にいくほど小さくなる。つまり、気圧が低くなる。たとえば高度1万メートルの気圧はO・2気圧だ。このとき機内はO・8気圧で、その差はO・6気圧。つまり、飛行機の胴体はO・6気圧の力で外側に膨らもうとしているのだ。これは、I平方メートルあたり6トン、客室の窓1枚に何百キロもの力が加えられている計算になり、これだけの力に耐えるだけの工夫がこらされているわけだ。もし、飛行中に窓が壊れたら、機内の空気が外に噴出して機内のものがすべて外に吸い出されてしまう。実際、1973年には、窓が外れて乗客が外に吸い出されてしまう事故が起こったのだ。そのため、飛行機の窓1枚にも細かい配慮がなされ、安全性が保たれているのだ。